2001年3月

 今回は、Sharonの実家に泊めてもらうことになりました。初めてSPINDRIFTに来た時に、チョットだけ
 お邪魔したことがあります。壁にはずらりと鹿や鳥の剥製、大きな薪のストーブ。
 映画に出てくるようなお宅です。2Fの部屋に案内されたときには12:00AMを廻っていました。
 薪がはぜる音が時々聞こえ、一晩中温かでした。
お借りした部屋
お借りしたお部屋
壁面ディスプレイ
壁面のディスプレイ

 いつものように時差ボケも無く,目が覚めて窓の外を見て、ビックリ!。たくさんの鹿・・・。
 鹿牧場を経営していることは知っていたけれど、こんなに近くに居るなんて。
 まだ氷の張った池の脇にも数頭が静かに佇んでいます。身支度をして階下に下り、Sharonのママが
 煎れてくれたジンジャー・ティーを飲みながらふと外を見ると・・・今度はリス。それも凄く太ったヤツ。
 濃い朝霧が辺りをおおい、上空をグースが鳴きながら飛んでいきます。


 「ママのところには犬は居ないの?」と訪ねると、「鹿(エルク)が居るからね」
 以前はラブラドール・レトリバーが居たそうですが、鹿に吠え掛かり、逆襲されてSharonのパパのところに
 逃げ帰り、パパも一緒に鹿に追われるハメになったそうで、以来犬は飼わないとのこと。
 日本食に興味があるというママの冷蔵庫には豆腐やらおから、醤油が入っていて、生姜の使い方を尋ねら
 れました。ボキャブラリーを総動員して説明したけれど・・・ちゃんと伝わったかなぁ・・・・。


日本へ・・・。
 今回は妊娠犬のストーミーと、埼玉県の栗原家の
 家族となるブルーローンの雄のパピーの2頭を
 連れて帰ることになっています。
 出発は6:00AM。支度をしているとSharonのパパが
 「気を付けてお帰り」と部屋まで来てくれました。
 「私は出かけてしまうから、ここでね」というパパに
 「ハンティングに行くの?」とふざけて聞いたら、
 「いやいや友達の家に」・・・こんなに早くから??

 Sharonの運転で、ママも一緒にシカゴ空港まで
 来てくれました。
 2頭の犬と2つになった荷物を降しチェック・イン。
 Sharonは3年間をSPINDRIFTで過ごしたストーミー
 と長いこと別れを惜しんでいました。
 「またいらっしゃい」とママが抱きしめてくれます。 

 前回のようなトラブルも無く、順調なフライトで成田に着きました。
 2週間の検疫後、栗原家のパピーは「ヴォルフ」と名付けられ、7月にハンドラーの塚田氏のもとへと預け
 られました。日本のショーで活躍してくれることを願っています。
 ストーミーは4月25日に無事4頭のベビーを出産。念願のフラッシュの直子です。その中のブラックの
 男の子は横浜の二谷家の家族となり「ゼット」と命名されました。
 彼もいずれショー・デビューの予定です。

ストーミーのパピーたち
 「ブリーダーは命を生み出す責任ある仕事。それに見合うだけの人格と品性を持たなくてはいけない」
 というSharonの言葉が胸に残ります。
 米国のブリーダーはプライドを持ちながらも威張ることなく、淡々と「自分のケンネル作り」に取り組んで
 います。他のブリーダーとも、オーナーとなる一般の人間とも、とても紳士的に関わっているという印象を
 いつも受けます。自分の犬と、自分自身へのゆるぎない自信の表れのような気がします。

 ブラック&タンの男の子が欲しい!という私の願いは今回、残念ながらかなわず、10月にまたSPINDRIFT
 へ行くつもりです。  そう・・・パピーを迎えに!

Back           SPINRIFT Top               
Indexページへ